先日、守山市市民講座で「お酒をより美味しく楽しむには?」の題目で講師をしてきました。ブランドなどに惑わされずお金をかけずにお酒を楽しむ法則を披露した所、目からうろこが落ちたと好評でした。実はみんな分かっていることを定義づけてまとめただけだったのです。内容は下の通りです
1、食事やお酒を最高に楽しむには
食事やお酒を最高に楽しむには大きく3つが必要です。
(1)ロケーションlocation
場所(例えば落ち着ける店、景色の良い郊外、いつもの我が家など)
(2)シチュエーションsituation
環境(音楽、サービス、快適な雰囲気、お皿・器やナイフ・フォーク・お箸など、グラスや酒器、料理やお酒の提供温度など)
(3)パーソンperson
人(一緒の時間を共有できて楽しい人)
以上3点は(3)(2)(1)の順で大切ですが、お客や家族を歓待する人で出来ることは(2)のシチュエーション設定です。
2、お酒の温度
お酒を最高に楽しむにはそのお酒に適した温度設定が重要です。この温度設定で感じる美味しさが全然違います。ただ、嗜好には個人差があります。
(1)温度の法則
①甘味は温度が低くなるほど弱く感じる。
②渋み、苦味は温度が低いほど強く感じる。
③酸味は温度が低いほどシャープに感じる。
(お酒の中に多く含まれる有機酸の内、リンゴ酸は低温で美味しく感じ、乳酸は比較的高温で美味しく感じる。)
④フレッシュ感は温度が低いと際立つ。
⑤香りは温度を上げると広がりが大きくなる。
⑥繊細さは温度を上げると抑えられる。
⑦最適温度は人の温度に対する好みと、甘み・渋み・酸味などに関する嗜好から決める。
よく「白ワインは冷やして、赤ワインは常温で」と言われますが、上の法則からすると大まかな事を述べているに過ぎません。例えば渋い赤ワインが好みであれば低温で楽しみ、白ワインが酸っぱすぎる場合は温度を高めに飲むとよいでしょう。また山廃仕込みと呼ばれる日本酒には多く乳酸が含まれていますので、少し高めの温度が良いでしょう。
(2)一般的なサービス温度
①ビール 4~8度(冷蔵庫の温度)
②ワイン
1)スパークリングワイン
8~14度(冷蔵庫、野菜室)
2)甘口白ワイン
8~14度(冷蔵庫、野菜室)
3)辛口白ワイン
8~16度(冷蔵庫、野菜室)
4)ロゼワイン
8~10度(冷蔵庫)
5)軽い赤ワイン
12~16度(野菜室)
6)重い赤ワイン
16~20度(野菜室に2時間ほど入れる)
③日本酒
1)香りの高いタイプ
8~15度(冷蔵庫、野菜室)
2)軽快でなめらかなタイプ
5~10度(冷蔵庫)
3)コクのあるタイプ
15~20度(常温)、40~50度(ぬる燗、熱燗)
4)熟成タイプ
15~25度(常温)、35度(人はだ燗)
3、サービスの順序
人間の舌の感度・感知力は味の慣れによって不確かになり、時間の経過とともに変化するので、お酒をサービスするときには順序が必要です。
・香りのシンプルなものから複雑なタイプへ。
・味の淡麗・軽いものからコクのある複雑・濃厚なタイプへ
・冷たくして味わうものから常温・温めて味わうタイプへ
・新鮮な味わいのものからより熟したタイプへ
・辛口のものからよりうまみの強いタイプへ
・酸味の勝るものから甘味の勝るタイプへ
以上の事を頭に置けば素晴らしいお酒との出会いがあることでしょう!
1、食事やお酒を最高に楽しむには
食事やお酒を最高に楽しむには大きく3つが必要です。
(1)ロケーションlocation

場所(例えば落ち着ける店、景色の良い郊外、いつもの我が家など)
(2)シチュエーションsituation
環境(音楽、サービス、快適な雰囲気、お皿・器やナイフ・フォーク・お箸など、グラスや酒器、料理やお酒の提供温度など)
(3)パーソンperson
人(一緒の時間を共有できて楽しい人)
以上3点は(3)(2)(1)の順で大切ですが、お客や家族を歓待する人で出来ることは(2)のシチュエーション設定です。
2、お酒の温度
お酒を最高に楽しむにはそのお酒に適した温度設定が重要です。この温度設定で感じる美味しさが全然違います。ただ、嗜好には個人差があります。
(1)温度の法則
①甘味は温度が低くなるほど弱く感じる。
②渋み、苦味は温度が低いほど強く感じる。
③酸味は温度が低いほどシャープに感じる。
(お酒の中に多く含まれる有機酸の内、リンゴ酸は低温で美味しく感じ、乳酸は比較的高温で美味しく感じる。)
④フレッシュ感は温度が低いと際立つ。
⑤香りは温度を上げると広がりが大きくなる。
⑥繊細さは温度を上げると抑えられる。
⑦最適温度は人の温度に対する好みと、甘み・渋み・酸味などに関する嗜好から決める。
よく「白ワインは冷やして、赤ワインは常温で」と言われますが、上の法則からすると大まかな事を述べているに過ぎません。例えば渋い赤ワインが好みであれば低温で楽しみ、白ワインが酸っぱすぎる場合は温度を高めに飲むとよいでしょう。また山廃仕込みと呼ばれる日本酒には多く乳酸が含まれていますので、少し高めの温度が良いでしょう。
(2)一般的なサービス温度
①ビール 4~8度(冷蔵庫の温度)
②ワイン
1)スパークリングワイン
8~14度(冷蔵庫、野菜室)
2)甘口白ワイン
8~14度(冷蔵庫、野菜室)
3)辛口白ワイン
8~16度(冷蔵庫、野菜室)
4)ロゼワイン
8~10度(冷蔵庫)
5)軽い赤ワイン
12~16度(野菜室)
6)重い赤ワイン
16~20度(野菜室に2時間ほど入れる)
③日本酒
1)香りの高いタイプ
8~15度(冷蔵庫、野菜室)
2)軽快でなめらかなタイプ
5~10度(冷蔵庫)
3)コクのあるタイプ
15~20度(常温)、40~50度(ぬる燗、熱燗)
4)熟成タイプ
15~25度(常温)、35度(人はだ燗)
3、サービスの順序
人間の舌の感度・感知力は味の慣れによって不確かになり、時間の経過とともに変化するので、お酒をサービスするときには順序が必要です。
・香りのシンプルなものから複雑なタイプへ。
・味の淡麗・軽いものからコクのある複雑・濃厚なタイプへ
・冷たくして味わうものから常温・温めて味わうタイプへ
・新鮮な味わいのものからより熟したタイプへ
・辛口のものからよりうまみの強いタイプへ
・酸味の勝るものから甘味の勝るタイプへ
以上の事を頭に置けば素晴らしいお酒との出会いがあることでしょう!


